ケトジェニックダイエットは、糖質を取らずに脂質を取り、脂質から生成されるケトン体をエネルギーとするダイエットです。
糖質が低く、脂質が高く、手軽に食べられて、そしておいしい「ナッツ」はケトジェニックダイエットには最強の食べ物です。
ナッツにはいろいろな種類があるので、ここで紹介していきます。
あと、脂質不足の対策として気軽に食べられる食べ物が欲しいわ。
ナッツは低糖質、高たんぱくだからケトジェニックに最適なの。
でも、「ナッツ」といってもいろんな種類があるから、気を付けてね。
もくじ
(1) ナッツの栄養と効果
ナッツは、ご存じの通り「木の実」です。
一口にナッツといっても色々種類があると思うのですが、全体的に高カロリーで脂肪分が多い食べ物です。
通常のダイエットであれば、高カロリーなので避けたい食べ物ですが、ケトジェニックでは高カロリーなのは問題ではないですし、脂肪が多い食材は積極的にとるべき対象という事で、ナッツについて取り上げていきます。
ナッツは、ビタミン、マグネシウム、ミネラル、鉄分、植物繊維などを含んでおり、美容や新陳代謝の活性化にも良いとされているので、ぜひナッツを食べましょう。
どのナッツがケトジェニックにあっているかは、以下のランキングを見れば一目瞭然です。
(2) ケトジェニックダイエットにおすすめナッツランキング
ナッツの栄養素一覧
まず、様々なナッツの栄養素をカロリーSlismさんで調査しました。
一覧を以下に紹介します。
ナッツ | カロリー | 炭水化物 | タンパク質 | 脂質 |
---|---|---|---|---|
ブラジルナッツ | 669.1 | 9.6 | 14.9 | 69.1 |
マカダミアナッツ | 720 | 12.2 | 8.3 | 76.7 |
クルミ | 675 | 11.8 | 14.5 | 68.8 |
ヘーゼルナッツ | 683.6 | 13.9 | 13.6 | 69.3 |
アーモンド | 600 | 19.7 | 18.6 | 54.2 |
ピーナッツ | 588.9 | 18.2 | 25.6 | 51.3 |
ピスタチオ | 615 | 20.9 | 17.4 | 56.1 |
カシューナッツ | 576.2 | 26.7 | 19.8 | 47.6 |
おすすめナッツランキング
では上記の表を踏まえて、早速ランキングを見ていきたいと思います。
今回は、ケトジェニックダイエットでおすすめという事で、炭水化物に対して脂質の割合が高いナッツをおすすめとして紹介していきます。
ブラジルナッツ
おすすめ度 |
|
脂質/炭水化物 | 7.2 |
---|---|---|---|
脂質 | 69.1g | 炭水化物 | 9.6g |
詳細 |
ブラジルナッツがケトジェニックダイエットに最も向いているナッツ第1位になりました。 ブラジルナッツは、名前の取りブラジルをはじめとする南アメリカで取れるナッツです。 スーパーで売っているのを見かけたことはないですが、手に入らないわけではないです。 |
おすすめ度 |
|
脂質/炭水化物 | 5.9 |
---|---|---|---|
脂質 | 68.8g | 炭水化物 | 11.8g |
詳細 |
第3位のクルミも、まだまだ低糖質,高脂質といって差し支えない優秀なナッツです。 現在の主な原産国はアメリカですが、もともとは古代ペルシャで食されていた最古のナッツです。 主に青魚に含まれている「オメガ3脂肪酸」を多く含んでいるので、悪玉コレステロールを下げる効果があります。 |
おすすめ度 |
|
脂質/炭水化物 | 5.0 |
---|---|---|---|
脂質 | 69.3g | 炭水化物 | 13.9g |
詳細 |
第4位はヘーゼルナッツ。皮をむく前はドングリを少し大きくしたような見た目をしています。 主な原産国はトルコで、2000年以上前から栽培されているそうです。 不飽和脂肪酸のオレイン酸が多く含まれており、アンチエイジングに効果的です。 |
第6位が、2.7でピスタチオ、第7位が1.8でカシューナッツ。
逆にいうと、ピスタチオやカシューナッツは糖質が多いので、ほかのナッツと比べるとケトジェニックダイエットには向かないナッツです。
ただし、少量であれば問題ないので、ミックスナッツなどに含まれる場合はそれほど気にしなくていいかと思います。