栄養素表示は、ケトジェニックダイエットの基本で、はじめて手に取る商品は必ず確認したほうがいいです。
どこに糖質が隠れているか、はじめはわからないことが多いですし、知らず知らずのうちに糖質をに撮ってしまうとせっかくの努力が水の泡になりかねません。
どこに糖質が隠れているか、はじめはわからないことが多いですし、知らず知らずのうちに糖質をに撮ってしまうとせっかくの努力が水の泡になりかねません。
また、この確認のときに注意したいのが、栄養素表示にある「炭水化物」とケトジェニックで避けるべき「糖質」は少し違うという点です。
2つがどう違うのかという点を解説していきます。
2つがどう違うのかという点を解説していきます。
もくじ
(1) 確認したい栄養成分表示
1.栄養成分表示とは
一般加工食品と添加物には、食品表示基準に基づいた、栄養成分と熱量の記載が義務付けられています。
よって、スーパーなどに並んでいる商品のほとんどには、どこかに熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム(食塩)の量が表示されているはずです。
ダイエットの際には、「熱量(カロリー)」の部分を気にされていると思うので、すでに確認されていたりするのではないでしょうか。
2.栄養成分表示のここを見よう
ケトジェニックダイエットで確認するポイントは以下の2つです。
①炭水化物の量
ケトジェニックダイエットで重要になるのは「糖質」の量です。
ただし、糖質の量は食品表示基準の記載対象ではないため、記載されていないことが多いです。
そこで、確認するべきポイントは「炭水化物」になります。
炭水化物と糖質は若干違うのですが、はじめのうちは、糖質=炭水化物として計算しても問題ないかと思います。(違いはことあと説明します。)
②栄養成分表の食品の単位
栄養成分表示を確認する際に気をつけたいのが、その量が製品どれだけに対するものかという点です。
よくある表示としては、「100gあたり」という量をベースにしたものと、「1個(10g)あたり」という個数をベースにしたものです。
よって、ただ単に表示の炭水化物の量をみて少ないと思っても、それが10gに対する量である可能性があります。
今から食べようとする量に換算してどうなのかという点を判断していく必要があります。
(2) 炭水化物と糖質の違い
1.糖質は炭水化物の一種
炭水化物は、糖質と食物繊維の2つで構成されます。
糖質は、体内に収集されてブドウ糖エネルギーになる栄養素で、ブドウ糖エネルギーからケトン体エネルギーに切り替える必要があるケトジェニックダイエットでは、避けなければなりません。
もう一方の食物繊維は、体内で分解・吸収がされない栄養素で、そのまま大腸にまで届くため、腸内の環境を整えて、便通を良くするなどの効能があります。食物繊維は、エネルギーになるわけではないので、ケトジェニックダイエットでは摂取しても問題はありません。
糖質は、体内に収集されてブドウ糖エネルギーになる栄養素で、ブドウ糖エネルギーからケトン体エネルギーに切り替える必要があるケトジェニックダイエットでは、避けなければなりません。
もう一方の食物繊維は、体内で分解・吸収がされない栄養素で、そのまま大腸にまで届くため、腸内の環境を整えて、便通を良くするなどの効能があります。食物繊維は、エネルギーになるわけではないので、ケトジェニックダイエットでは摂取しても問題はありません。